基盤

小型家電のリサイクル

家電は宝の山

新製品が登場するたびに買い替えられる家電製品。
こうした家電には貴金属やレアメタルが多く使われており、廃棄されていく家電は希少な金属がリサイクルできることから都市鉱山とも呼ばれています。
買い替えサイクルが短くなり、それに伴って廃棄される家電製品が増えています。
しかし各家庭では廃棄せずに押し入れや倉庫にしまったままの状態が多いそうです。
処分するのが面倒、個人情報やデータを悪用されるのが心配というのが理由です。

廃棄される家電を回収

そうした状況に着目したのが宅配便を利用した小型家電のリサイクル回収業者であるリネットジャパングループです。
製品を出す手間や不安を解消するため、インターネットを通じて申し込むと宅配業者が取りにきてくれます。
パソコンがあれば料金は無料で、データも事前に無料のソフトを使って消去できますし、回収後に3,000円で専門スタッフが消去擦るサービスも提供しています。
現在は地方自治体と連携し利用者が増加中のサービスです。

家電に使われている金

金は伝導率が高く、科学的にも安定しているため、電気回路の接点やコネクタ材のメッキとして使用されています。
携帯電話やスマートフォンの基盤には0.03gの金が含まれているそうです。
1台当たりの価値は約220円で、日本国内で使われていない携帯電話やスマートフォンで計算すると約460億円になるとのこと。
ここから東京オリンピックの金・銀・銅メダルを作りだす計画がスタートし、2年間ですべてをまかなう量が集まりました。
希少金属をどう取り出すのかというと、基盤を小さく砕いたあと、薬品で溶かし取り出すそうです。

金以外にも使われているレアメタル

レアメタルとは地球上に存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のことです。
IT製品には欠かせない素材で、ネオジムやジスプロシウムなどがあります。
特に小型家電はレアメタルの含有率が高いため、リサイクルは環境負荷低減のため重要視されています。